ミュージカル「INTO THE WOODS」を観てきました。
赤ずきんちゃん、シンデレラ、ラプンツェル、ジャックと豆の木のジャックなどが登場するお話。
全部の童話を知っている前提のお話なのですが、ジャックの話はなんとなくやんわりとしか覚えていなくて、舞台を観ながら「あ~、そう言えば」という感じでした(笑)
とっても面白かった。日本のミュージカルと言えば、役者さんがみんなめちゃくちゃ声が出て歌が上手くて、台詞を歌う声で言う、みたいなイメージがありますが、この 「INTO THE WOODS」 は違った。
芝居の声で歌う人が多い。ミュージカル初めての役者さんもいる。正直、そんなに歌も上手くないのだけれど(ごめんなさい、私の感想です)、4人の宝塚出身の役者さんがどかっと歌って、平均値をあげてくれている。面白い。
でも、芝居重視という点では、別にとびきりミュージカルっぽく歌う必要はないんだよな…。実際、役者さんたちは芝居がとても素敵だった。
この作品は、いかにもミュージカルっぽく、歌う声で台詞を言って、お上手な歌を聴かせるみたいな作りだとちょっと違うな~と思う。
ミュージカル好きだけれど、あの、いかにもミュージカル的な作りの芝居と歌を聴くとちょっとやるせない気持ちになることもあるので、今日は「そうですよね、ありがとうございます」と作った方に感謝。私のもやもやに答えをくれた感じがいたしました。