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敵は本能寺…ではなく隣にあり

2月26日(土)本番のオオタスセリさんの舞台「コントと歌と朗読と」の初立ちお稽古。

場所は下北沢の劇場「楽園」いつもお世話になっている劇場。

劇場でお稽古できるなんて、本当に贅沢。気持ちの入り方が違いますよね、やっぱり。

とはいえ、本番は下北沢タウンホールなので、違う劇場なのですが(苦笑)

この、初めて立って動きながら芝居してみる、という日が一番緊張します。

台詞って覚えたぞと思っていても、いざ動いてみると、あ~ら不思議。どこかにいなくなってしまって、何も出てこない!ということがあるのですよ。

この初日のお稽古を終えると、なんか大仕事を終えた気になってしまう。本番まだなのに。

そんなこんなで朝から緊張していて落ち着かないので、フィギュアスケート男子のフリーの試合を録画して見ないようにしていた。

家に戻ってからじっくりゆっくり見ようと思って。

ところが…お稽古始まる前の時間。携帯を見ていたスセリさんが一言「あ~。羽生くん、4位でしたね」

平気な振りをして「あら、そうですか~、残念だけど4位なんてすごいですよね~」と返したのだけれど

心の中は暴風雨。あああ…ううう…知ってしまったよ~、ドキドキしながら見たかったよ~。

後ろに看板背負っておけばよかった「フィギュアスケートの結果は言わないでください」って。

敵は本能寺にはありません。すぐ隣におりましたとさ。